高敞名所

禅雲山道立公園

禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
禅雲山道立公園の写真
  • 01 - 10

禅雲山道立公園

住所, 運営時間, お休み, 利用料金, 駐車場
住所 全羅北道 高敞郡 雅山面 禅雲寺路158-6
運営時間 年中
お休み -
利用料金 無料
駐車場 有り

#兜率山 #彼岸花 #キャンプ場

紹介

禅雲山は湖南(全羅道)の内金剛山とも呼ばれる名勝地として、1979年道立公園に指定された。
禅雲山は兜率山とも呼ばれている。
禅雲は、雲の中で参禅するという意味で、兜率は弥勒がおられる兜率天宮という意味である。
即ち、禅雲山も兜率山も、全て修行する山という意味である。

ところどころに奇岩怪石が峰を成しているので景観が優れていて、木々が茂った真ん中に1500年の古い寺、禅雲寺が位置している。
禅雲寺は曹渓宗24教区の本寺で、黔丹禅師が創建し、大懺寺(懺堂寺)は、真興王の王師である義雲国師が創建したと言われている。
また、現在は兜率庵、石像庵、東雲庵と共に懺堂庵があるが、昔は89庵子が谷ごとに立てられていたと伝えられている。

文化財金銅菩薩坐像、地藏菩薩坐像、禅雲寺の大雄殿、懺堂庵の大雄殿、兜率庵の磨崖仏などが宝物であり、椿森、長沙松、松岩などが天然記念物で、
釋氏源流軽板、禅雲寺靈山殿木造三尊佛像、六層石塔、梵鐘、藥師如來立像、萬歳楼、白坡律師碑、懺堂庵銅鐘、禅雲寺事蹟記などが地方文化財である。
その中でも白坡律師碑は秋史(金正喜)の書芸の中でも代表作である。
禅雲山の景色を見てみると、大きな寺から小川に沿って遡ってみると、水の流れが分かれるところに「テンプルステイ体験館」がある。
その右の方へ登っていくと、8つで見栄え良く分かれた長沙松と真興王が修道したと言われる真興洞窟がある。

小川の向こう側の山の中腹に立っている岩がこの山に侵入する魔物を防御する神将の役割をする鳳頭岩(別名は兜峰)、その上の山稜を回って座っている岩がまた、兜率禅に入ってくる魔物を防御する獅子庵で、
そこからもうちょっと登っていくと兜率岩、右の方へ岩の階段を登ると禅道、絶壁の上には兜率禅の內院宮、即ち上兜率がある。
ここから右側の岩壁を登ると、馬の足跡の形に掘られているところがあり、それを真興王の馬の足跡だと伝えられていて、岩の合間を縫うように上りってみるとそこが満月台で、先人が鶴に乗って降りてきて遊んでいったと言われている先鶴岩である。

再び降りてきて、羅漢殿から左側を見ると、削られたような岩壁に仏像が刻まれている兜率岩の磨崖仏で、もっと登ってみると龍門窟、左の方へ回ってみると落照台がある。
その隣が禅馬峰、兜率禅の美景が足元に繰り広げられている。
また禅雲山には風川鰻、雀舌茶、覆盆子の酒などの特産物があり、風川鰻焼きに覆盆子の酒一杯で、最高の珍味を味わうことができる。

*文化財観覧料:無料