高敞ビジット

コインドル支石墓は青銅器時代の代表的なお墓の様式で、韓国に3万余り以上が分布されていることとして知られている。

その中でも全南と全北を含めた朝鮮半島の西南海岸地域に密集して分布されている。
全羅北道に分布されているコインドルは今まで粘り強い発掘と調査が行われ、約2,600基以上の支石墓コインドルが分布されていると知られている。
特に高敞地域は全北の支石墓の63%以上である1,665基の支石墓が分布されていて、単一区域としては韓国で最も密集分布されていることで有名である。

高敞の支石墓は2003年に205つの群集に、1,655基の支石墓が分布されていることと確認され、以降、2005年文化遺跡分布地図では、1,327基の支石墓が調査された。
2009年群山大学校博物館で調査した資料によると、世界遺産に指定された高敞支石墓遺跡を除いた174個の群集に1,124基が報告されている。
最近の資料によると、高敞地域の支石墓は185個の群集に1,600基以上が確認されている。

高敞の支石墓遺跡は、単一区域としては韓国で最大の群集を成しているだけでなく、多様な形式の支石墓が一地域に分布されていて、支石墓の築造過程が分かる採石場の存在など、東北アジアの支石墓の変遷史を究明するのに大事な資料となっている。
世界遺産委員会では、搭載基準第3項(独特であるかとても古いもの)を適用、世界遺産的な価値を認めた。